第31回土木学会舗装工学講演会において、高熱伝導コンクリート(HCC)に関する研究成果を発表しました
2026年08月31日
令和8年8月26日~28日に信州大学工学部で開催された第31回土木学会舗装工学講演会において、信州大学との共同研究成果として、信州大学 阿部駿佑特任助教、当社副社長 美寺寿人、信州大学 河村隆教授の連名により、「高熱伝導コンクリートを用いた無散水融雪舗装の熱流束分布評価と放熱管配管ピッチ設計」と題した論文を発表しました。
本研究では、高熱伝導コンクリート(HCC)を用いた無散水融雪舗装を対象として、舗装表面の熱流束分布を数値解析および理論解析により評価し、熱伝導率や放熱管の配管ピッチが融雪性能に及ぼす影響について検討しました。
その結果、熱伝導率を約2倍に向上させたHCCを適用することで、融雪性能を評価する上で重要となる局所最小熱流束を維持しながら、放熱管の配管ピッチを普通コンクリートの約1.6倍まで拡大可能であることを示しました。
講演会では、信州大学の阿部駿佑特任助教が本研究成果について発表しました。
また、ポスターセッションでは、当社副社長 美寺寿人が、高熱伝導コンクリート(HCC)の開発から社会実装に至るまでの取り組みや、新たに開発した製造方法、HCCを活用した融雪施設の設計の考え方などについて紹介しました。
当社では今後も、信州大学をはじめとする大学・研究機関との連携を通じて、高熱伝導コンクリート(HCC)のさらなる研究開発を進めるとともに、積雪寒冷地域における融雪施設への社会実装と普及に取り組んでまいります。